雀巽の日記帳

雀巽が綴る日常の記録

英語の発音を練習するシンプルな2つの理由

社会人になってから色々あって、英語学習に取り組むようになりました。

学習の一環として発音も気をつけていると言うと、

  • 発音とか重要じゃないよね?
  • 伝われば問題ないんだし発音とか良くね?
  • 格好良く聞こえるくらいしかメリットないでしょ?

と言われることもあるので、発音を練習しようと思うに至ったシンプルな2つの理由を紹介したいと思います。

発音練習が不要と言われる理由

発音が崩れてても問題ないと言われる理由は、色々あると思います。

例えば、

  • 世界中で色んな訛りの英語が話されているから自国訛りの英語を話せば良い
  • 実際に日本語訛りの英語でガンガン世界に発信できている人は大勢いる

と言った理由があります。

間違いなく事実で、そのとおりだと思います。 訛ってて良いと思いますし、通じれば良いと思います。

実際に、

ピーキング力の中で、発音があまり重要な要素ではないという指摘は、1980年に南イリノイ大学で行われた研究結果とも一致しています。その研究では、70人の外国人留学生に面接方式で英語スピーキングのテストを行い、「発音」・「文法」・「語彙」・「流暢さ」・「理解度」という5つの観点から採点をしました。その結果、面接の総合点と最も相関が高かったのは「語彙」の得点であり(相関係数は0.93)、以下、「理解度」、「文法」、「流暢さ」が続きました。「発音」の得点と総合点との相関係数はわずか0.43で、5つの項目の中で最も低かったという結果が出ています。

日本人の英語の発音を良くするには?

と言った、スピーキング力と発音は相関が薄いという研究結果も出ています。

このように、日本語訛りでも十分通じることが、発音が不要だと言われる理由のひとつだと思います。

それに対しては基本何の反論もありません。

それでも発音を練習する理由

上記の通り、綺麗な発音が英語で意思疎通するための最重要要素ではないことは間違いないと思います。 そもそもイギリス英語、アメリカ英語、オーストリア英語などがある時点で何が「綺麗な発音」なのか自体が謎*1という意見もあると思います。

それでも英語の発音を練習すべきだと感じたのは、以下の2つの理由からです。

  • 知らない音は聞き取れない(リスニング力向上)
  • 崩れた発音が通じるかどうかは相手に依存する

知らない音は聞き取れない(リスニング力向上)

発音の練習はリスニング力向上に効果があると言われることが多いです。

例えば英語耳という本の冒頭では、

自分の発音できる音(知っている音)が増えることで、聞き取りにも効果が出るのです。

と書かれています。

そもそもサブタイトルにある通り、発音を改善してリスニング力を向上させようという本です。

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

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また、

聞き取れないものは口にも出せません。

シャドーイングでリスニング・発音上達、能動言語も増える!

と言った意見もあります。

偉大な先達が「発音とリスニングに相関がある!」と言ってるので、やってみる、1つめの理由はただそれだけです。とてもシンプル。

崩れた発音が通じるかどうかは相手に依存する

こちらは実体験からです。ベトナムでノンネイティブと英語で会話をすることで痛感しました。

訛った英語を難なく理解できるのは、しっかり英語力を持っているか、その訛りに慣れているかのどちらかだと思います。

関連するベトナムでの出来事をザックリまとめてみます。

  • ベトナム訛りの発音を聞き取るのに苦労した。特にこっちが日本語英語の発音で覚えてる単語をベトナム訛りで言われるとかなりキツイ。
  • 日本語英語の発音しか知らない単語は伝わりにくい。相手が日本語英語に慣れていたり、英語力が高いなら伝わることが多いが、そうじゃない場合は苦労する。
  • 英語の話ではないが、日本語ペラペラのベトナム人(日本語能力試験ではN1という最高レベルの取得者)曰く、「関西弁で喋られるとほとんど何言ってるか理解できない」とのこと。訛った外国語を理解するというのは相当高度なスキル。

つまり、標準的なアクセントの外国語を理解するだけでも大変、訛った外国語を理解するのは更に大変ということです。

特にノンネイティブ同士の共通言語として使われる英語においては、お互いが正確に発音しようと努力することは、コミュニケーションを円滑にする上で大事だと感じました。

まとめ

2つの理由をもっとシンプルにまとめると、以下の通りです。

  • 発音の練習はリスニング力向上に効果あり!
  • 発音が綺麗な方がコミュニケーションが円滑になる!

こう思ったので、英語の発音を気をつけることにしました。

*1:以後、「綺麗な発音」や「正確な発音」と言ったら、イギリス英語やアメリカ英語での標準アクセントだと思ってください。