デール・カーネギーの「人を動かす」を読みました。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
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感想は一言「世界中で売れ続ける理由がわかる」といった感じです。
レビューに関しては、 Amazon やらブログやらで十分出尽くしてると思うので特にしませんが、個人的には大好物な部類な本*1でした。
ただ、Amazon カスタマーレビューで最も参考になったと評価を得ているものが、
自分に強い芯のある人には、この本は薬
流されやすく、弱い自己を持つ人には、この本は毒
である点にだけは、注意が必要かもしれません。
ただ、私個人としては、この本は万人に薦めたいと感じました。
一度目を通してみると、色々な気付きが得られるんじゃないかなと思います。
自分のこれまでの行動を重ねながら反芻しながら読みました。
ひとりごと
「人を動かす」の中で、孔子やソクラテスなどの名だたる思想家の言葉が引用されていたりします。 リンカーンなどの歴史的偉人の名言や、イソップ寓話なども引用されています。
やはり、歴史に名を残す思想家、宗教家、指導者たちから学べることは本当に多いなと実感します。 ある種の「悟り」を開き人々の信仰を集めた人間というのは、何かの根幹に触れているのだと思ったりします。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言いますが、経験からしか学ばなかったのであれば気づくのに何年かかったかわからないもの、気づくことなく一生を終えたかもしれないものというのは多々あると思います。
それらが学べる本というのは本当に素晴らしいと感じます。
また、
基本的に「凄いな」と感じる人は読書量が多い。読書の力をわかっている。俺ももっと色々なものを読もう。知識を得よう。知識は力だ。
— 雀巽 / じゃくそん (@necojackarc) November 6, 2015
とも思います。
もちろん、「知っている」と「できる」の間には大きな壁があるので、本を読んだだけの頭でっかちで終わらないように行動していきたいです。
おわりに
*1:高校の社会科目選択では迷わず倫理を選んだ程度には哲学や思想が好き