雀巽の日記帳

雀巽が綴る日常の記録

「エンジニアのための理論でわかるデザイン入門」を読んだ

「エンジニアのための理論でわかるデザイン入門」を読みました。

一言でまとめると、「デザインにどう取り組むべきかのガイドライン」という本で、とても良かったです。

読んでみて「あーーーなるほどーーー!!!」という感じで、目の前がスッキリする感じでした。

これを読めばすぐにデザインができるようになるという本ではありませんが(というか、たぶんそんな本は無い)、 これを読めば、今後デザインをする際にどいういうことを考えて行けばよいのかがわかるようになる、という本でした。

印象に残ってるフレーズは、

"デザイン"にセンスや芸術性は不要

です。

このままだと語弊があるとは思いますが(センスや芸術性が必要な部分もある)、 「センスがないから」という言葉で逃げている人に対しては有効な言葉だと思います。

また、

デザイナーに IT スキルが必要になってきたように、IT エンジニアにもデザインスキルが必要になってきており、いずれその垣根もなくなるのではないでしょうか。複数の専門分野が必要だとされている昨今、そのうちの1つがデザインスキルで、具体的には "直感的な操作性" と "楽しく人を惹きつける誘致性"、このあたりがこれからは必要になってくると思います。

という事も書かれていて、ほんとそのとおりだと思いました。

特に、少数精鋭チームで開発を進めるような場合、内部向けツールの UI/UX 設計までエンジニアが行う、というケースは多くあると思います。

内部向けツールだから……と、使いにくい UI を提供してしまうと、それを利用した業務に影響を与えることもありますし、 芸術的デザインは不要にしても、「直感的な操作性」を提供することは非常に大事だと思います。 「楽しく人を惹きつける誘致性」があれば、業務も楽しくなるかも知れませんし、内部向けツールだとしても UI/UX の重要性は非常に大きい、と感じます。

ちょうど今まさに、例のロンドンのスタートアップで、 とある業務用の Web アプリの実装をデザインからサーバーサイドの実装まで1人で進めていたところだったということもあり、色々と響く部分が多かったです。

最初の道標として、良い1冊だと思います。

ロンドンのスタートアップでトロントからリモートワークします!

ロンドンのスタートアップでトロントからリモートワークすることになりました!

ロンドンはカナダにあるロンドンではなく、イギリスのロンドンです! トロントでロンドンと言うと、カナダ・オンタリオ州のロンドンだと思われるので念のため。

語学学校の卒業が迫ってきたあたりから、ボチボチと職探しをしていたんですが、 何故かカナダじゃなくてイギリスの会社から内定をもらうことができました。

日本でよくあるスタートアップ風中小企業ではなく、完全なスタートアップで、 なんと現時点でサービスが未リリース、エンジニアも私で2人目という状況です。

採用プロセスは、最初の申請が API 経由(自己 PR やビジネスに関連するパズル的な質問への回答)、1次面接、コーディング課題、2次面接(API 設計とか、今までのプロジェクトでの困難とか、技術的な質問 + 良く面接で聞かれること)、ファウンダーとの最終面接、という感じでした。

サービスは Ember.js で構築しているらしいです。 気になっていたフレームワークなのと、JavaScript 力をあげれそうなので楽しみです。

リモートワークなのでトロントに居る必要性は無い気がするのですが、 日本からだと時差がやべーからできればトロントから働いてくれ、 と言われたのでしばらくはトロントからリモートワークをします。

色々とうまくいけば、ロンドンに移住して現地で働くことになると思いますが、 色々あるので(技術力、英語力、VISA、会社の状況、などなど)、今のところどうなるかは謎です!

要は「頑張って色々とうまく行けばロンドン!」って感じです。うわぁ頑張ろう (CV: 斎藤佑樹)。

完全英語環境、リモートワーク、初挑戦のフレームワーク、真のスタートアップと、 色々チャレンジングですが、チャレンジングなだけに非常に面白そうなので今から楽しみです!

死なない程度に頑張りまーす!

Happy New Year 2018

あけましておめでとうございまーす!

今年もよろしくお願いします!

例年通り、簡単に2017年を振り返ります!

necojackarc.hatenablog.com

もちろん全く記憶にありませんが、去年のブログによると2016年のテーマは、

  • 挑戦
  • 英語
  • 健康

だそうです!

挑戦

新規事業の開発責任者というまぁまぁ良い感じのポジションを捨て、カナダへワーホリで行くという挑戦をしました。 まさに「コンフォートゾーンから飛び出す」という感じになり、非常に良かったと思います。 それくらいしか大きな挑戦はしていませんが、何か1つ大きな挑戦ができたという点では良かったと思います。

小さな挑戦については、サーフィン久々にやってみたり、 パデルを始めてみたり、その延長でテニスを始めてみたり、 色々と新しいことに挑戦できたので良かったと思います。

やっぱりスポーツは良い!

英語

カナダ渡航TOEIC で920点を取得し、

語学学校では一番上のクラス C2 まで昇格し、IELTS では Academic と General Training の両方で Overall 7.0 を取得しました。

necojackarc.hatenablog.com

指標だけ見るとかなり伸びているのですが、ネイティブがダラダラ話す英語とか、 ドラマや映画の英語はわからないことがかなり多いので、まだまだだなぁというのが体感です。

引き続き頑張ります。

健康

一昨年はうっかり痔瘻になりましたが、なんと去年もうっかり痔瘻になりました。 正確には、一昨年の手術後に怪しなぁとなった箇所が、別の病院で見てもらうとやはり痔瘻だったという……辛い。

カナダ渡航があったので、完全放置してますが、なんか小康状態と言う感じです。 病院へ行ったら、数年放置する人も全然居るとのことでしたので、とりあえずしばらくはこのまま様子を見ます。

またいずれ手術はせんとなぁという感じです……うーむ、辛い。

それ以外については、特にホームステイ時は食生活が比較的良かったおかげか、内蔵についてはここ数年で一番の状態です! やっぱり食事は大事だなぁと思いました。あと、生活リズムも凄く大事。

あと、去年は色々スポーツを始めたり、 軽めのトレーニングを入浴前に定期的にするようになったりと、 健康に良い習慣が増えてきてるのも良かったなと思います。

時系列振り返り

ざっくり去年の出来事を振り返ってみます。

  • 行動心理学の本を読んで感動する
    • 価格の心理学
    • ファスト&スロー
    • 影響力の武器
  • Padel デビュー
    • ラケット & シューズ購入
    • 勢いでスクール受講開始
  • 念願の LiSA のライブへ初参戦
  • カナダ渡航前最後の TOEIC で920点を取得
  • カナダに飛び立ち語学学校へ通い始める
  • 時差13-14時間の中リモートワークを始める
  • Padel ができないのでテニスデビュー
  • 語学学校を卒業し IELTS を受験
    • Academic Overall 7.0
    • General Training Overall 7.0
  • 日本へ一時帰国

仕事関係はリモートワーク化しただけでインパクトが薄いですが、 それ以外はなかなか充実してたんじゃないかと思います。

カナダ渡航後は英語以外の勉強を全くしていないのが気になりますが、 英語に集中できた、という意味では良かったかもしれません。

語学学校も卒業したので、再度バランス良くコンスタントに勉強するリズムに戻したいなと思います。

2018年の行動指針とテーマ

2018年のテーマも2017年に引き続き、

  • 挑戦
  • 英語
  • 健康

にしたいと思います。

また、

将来の自分が過去の自分に向かって胸張れる存在になれるようにマイペースに生きていきたい

と2015年のブログから書いているのですが、もちろんこの行動指針も変更なし!

そして、イチロー選手の『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道』という偉大な言葉も、もちろん引き続き大事な行動指針とします!

2018年も健康に最高に楽しんでいきましょう!ぴーす!

語学学校卒業 & IELTS 結果報告

7月末から約4ヶ月半通った語学学校を卒業しました!

最初の4週間は一般英語コース、残りの16週間は IELTS 対策コースに通いました。

当初は3ヶ月弱しか通わない予定でしたが、途中から参加した IELTS コースが非常に良かったため急遽延長し、IELTS コースが全16週とのことでしたので、これを全てカバーできるようにしました。

ワーホリ経験者の知り合いには、語学学校をオススメしない人、 逆に強くオススメする人もいましたが、個人的には通ってかなり良かったと思います。

特に、IELTS コースに移ってからの充実度は非常に高かったです。

教師の質や授業の質はもちろん、クラスメートのほとんどが大学・大学院入学、移民のために通っているので、 基本的に一般コースの人よりもモチベーションが高かったのも良かったです。

一般コースにももちろん本気で勉強している人もたくさんいますが(上のクラスに入れば提携大学への入学が可能)、 バケーションで来ている人も多く、クラス全体のモチベーションで言うとやはり資格対策コースの方が上かなと思います。

最終的に語学学校は一番上のレベルまで辿りついて卒業したのですが、せっかく IELTS コースに通ったということと、 世界的にに通用する英語試験で自分の実力を客観的に示したいということで、IELTS の受検もしてきました。

IELTS は Academic と General Training があり、ざっくり言うと前者は大学・大学院入学向け、後者が仕事・移民申請向けです。

1回320CAD でしたが、せっかくなので両方受けてきました!笑

結果はどちらも Overall 7.0 でした!

CEFR という指標で言うと C1 となっており、一応目標としていたランクに到達していたので一安心です。

イギリス大学院留学を考えていた際に10校ほどリストアップしたのですが、そのうち9校が Overall 6.5 以上、 1校が Overall 7.0 以上 (だだし各セクション最低6.0以上) で入学可能とのことでしたので、 候補としてあがった大学院には全て申請が可能、とうことになりました!

余談ですが、いわゆる単語帳の反復学習をほとんどせずにこの点数を取れたので、 勉強法の合う合わないってほんとにあるんだろうなぁと思いました。

これ以上を目指すのであればもしかしたら単語帳での学習も必要になってくるのかもしれませんが、 単語帳学習をせずとも TOEIC 920点、IELTS Overall 7.0 というスコアまでたどり着けたので、 「単語帳学習がどうしてもできない!」という人に対して、 このあたりのレベルまでなら単語帳学習はしなくて大丈夫だと、堂々とアドバイスすることができそうです。笑

何はともあれ一区切りついたので、来週から2週間ほど日本に一時帰国しまーす!

温泉行くぞ温泉!

「英語の語源の話」を読んだ

「英語の語源の話 - 楽しみながらボキャブラリーが増える」を読みました。

英語の語源の話 - 楽しみながらボキャブラリーが増える

英語の語源の話 - 楽しみながらボキャブラリーが増える

サブタイトルに「ボキャブラリーが増える」とありますが、いわゆるボキャビル本ではないです。

英語、特に語源にまつわる面白い短編集みたいな本です。 個人的にはかなり好みで、勉強の息抜きに読んでいました。

知っておくと記憶に役立つ話、単に面白い歴史の話等、色々あります。

「物語 英語の歴史」という本を以前読んだのですが、 それに載っていた話もいくつか取り上げられていました。

necojackarc.hatenablog.com

物語 英語の歴史

物語 英語の歴史

こちらも英語の読み物としてはかなり面白いのでオススメです。

ちなみに、語源について詳しく知るのであれば、次の本がオススメです。

necojackarc.hatenablog.com

語源でわかった!英単語記憶術 (文春新書)

語源でわかった!英単語記憶術 (文春新書)

ここに挙げた本はどれも面白いので、勉強とは関係なく読めます。

勉強の息抜きにどうぞ!

「海外ドラマはたった350の単語でできている」を読みました

「海外ドラマはたった350の単語でできている」を読みました。

海外ドラマはたった350の単語でできている

海外ドラマはたった350の単語でできている

Kindle で漫画あさりをするのが半ば義務と化した趣味なのですが、その際に見つけました。 何故か Kindle 版が 55% 割引で600円ちょっとと格安で、更にレビュー数が多く評価も高かったので買ってみました。

かなり初心者向け、というか行方不明者(今何をすべきなのか自分がどのレベルなのかもう何もかんもわからん人)向けに書かれた本です。

フォント、構成、色使いなどなど、非常に読みやすくまとまっています。

スピーキングとリスニングの勉強方法で困っている方は目を通してみると良いかもしれません。

基本的な勉強方法やステップについて、オリジナルな部分はあまり無いと感じましたが、 きちんとターゲットを絞って書かれている点が良いなと思います。

「英会話ができるようになりたい!」という初心者の方が手に取ると良い道標になるかもしれません。

個人的には真新しい発見は特になかったのですが、「せやんなぁ」という感じで楽しめました。

本の内容とはあまり関係ないのですが、ドラマも映画も何語であっても基本見ない自分としてはこれ系の学習、ほんと腰が重くて困ってます。

海外ドラマとか映画とか、洋楽とか好きな人はそれだけでかなりアドバンテージがあると思います。

アニメの北米版以外に見たいと思える英語コンテンツが現状無い\(^o^)/

ま、気が向いたらなんか考えます。

「影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか」を読んだ

「影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか」を読みました。

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

行動経済学/心理学系の本、3冊目です。ちなみに、残りは以下の2冊です。

necojackarc.hatenablog.com

necojackarc.hatenablog.com

今回の本は承認誘導、つまり相手に YES と言わせる技術について書かれている本です。

これだけでこの本で述べられている内容の面白さ & 恐ろしさがわかると思います。

内容としては、以下の6つの原理についてが主です。

  • 返報性
  • コミットメントと一貫性
  • 社会的証明
  • 好意
  • 権威
  • 希少性

良いレビューがアマゾンにいっぱいあるので、特にレビューは書きませんが、メッチャ良い本でした。 マーケティングやセールスに関わる人は必読と言われている理由もよくわかります。

「カチッ・サー」という表現、わかりやすくて良いなと思いました。