雀巽の日記帳

雀巽が綴る日常の記録

スマホアプリで歌声をスペクトル分析してみたら面白かった

先日カラオケ後、色々あってアナライザーで声を分析して遊んでました。

ミドルボイスとファルセット*1、つまりいわゆる「地声っぽい裏声(実声)」と「裏声らしい裏声(仮声)」で明らかに違いが出て面白かったです。

面白かったのでキャプチャして検証してみました。

家で恐る恐る声を出した際のキャプチャなので、普段の歌声通りではないと思いますが、それに近くなるように頑張ってみました。

使ったアプリはこちら。

play.google.com

まずは「地声っぽい裏声」です。

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そしてこちらが「裏声らしい裏声」です。

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それぞれ hiA*2 を狙って声を出しています。

一番左側の山が基音である A 440Hz 付近で、それより右の山は順に、2倍音、3倍音、という感じだと思います。 2倍音はオクターブ上、3倍音は1オクターヴと完全5度、4倍音は2オクターブ、5倍音は2オクターヴと長3度上の音です。

そして明らかに地声っぽい声の方が倍音の出方が強いです。というか、一部倍音の方がでかく出ています。 特に3倍音、つまり1オクターブと完全5度上の E 音がかなり大きく出ています。

この辺が地声っぽく聞こえる理由な気がします。 というわけで、今度はオクターブ下の A を「普通の地声」で出してみました。

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こちらもやはり3倍音の出が大きいです。この3倍音が強く出るのが「自分の地声の特徴」なのかなーという感じがします。

普段から声がよく通る*3と言われるのですが、それもこの倍音の出方が関係ありそうな気がします。 声の特徴が図として表示されるので色々と面白いですね!もっと細かく詳しく、色々な人と比較しながら見ると更に面白そうです!

科学的アプローチによる超効果的なボイストレーニングレッスンを受けたい……!

*1:だとそれぞれ自分では思っている声

*2:A4: 440Hz

*3:というか、うるさい