雀巽の日記帳

雀巽が綴る日常の記録

「翻訳地獄へようこそ」を読んだ

「翻訳地獄へようこそ」を読みました。

翻訳地獄へようこそ

翻訳地獄へようこそ

久しぶりに漫画・小説以外の本を一気に読んだ気がします。 つまり、一気に読めてしまう面白さでした!短かったということもありますが!

これを読むと、翻訳の奥深さ―著者は「地獄」とタイトルにつけてますが―が非常に伝わってきます!

紹介されている文は手強い文が多く、「はは、これは訳せん!さっぱりわからん!どうなるんじゃー!」という感じで楽しく読み進められました。

面白い話題はたくさんありましたが、『英語の小説に登場する「京都弁」をどう訳すか?』はなかなか愉快でした。

「"I envy you" と京都弁で言った」という英文が出てるのですが、これをどう翻訳するのか……京都弁力が試されますね!笑

ちなみに、「あやかりたいもんですわ」になってて、はっはっは、確かに、と思いました。

あと、色々な本が紹介されている点も非常に良かったです! いつ読むかわかりませんが、とりあえず2つポチポチっとしてみました。

Watching the English: The International Bestseller Revised and Updated

Watching the English: The International Bestseller Revised and Updated

Complete Short Stories (Virago Modern Classics)

Complete Short Stories (Virago Modern Classics)

Watching the English はイギリスのパブでウェイトレスが席に来ない理由や、行列を作るルールなど、さまざまな話題がおもしろく解説されているとのことです。 なんだか面白そうかつ Kindle 版があったので、ポチってみました。オフィス移転で通勤時間が伸びそうなので、そうなったら通勤中にちょこちょこ読み勧めて見ようかな……と思います。

エリザベ・テイラーの Complete Short Stories は安かったのと、イギリス中流階級の生活感覚がぐさぐさ刺さるということで、ポチってみました。

他にもたくさん気になる本があったのですが、Kindle 版がないなどの理由で、とりあえずはこの2つを買ってみました!

果たして、読み切る日は来るのだろうか……!