7月中旬にベトナム出張から帰って来て、そのまま勢いでオンライン英会話の毎日プランに申し込んでから3ヶ月半が経過しました。
@necojackarc それ帰国して1週間で薄れるやつ
— わたらぴ (@waterapid) July 7, 2015
と言われたりもしましたが、気がついたら完全に生活の一部に英語学習が溶け込んでいました。
実は2週間というド短期語学留学経験*1があるのですが、その時は確かに帰ってきたら「あ〜将来海外住みて〜な〜」以外の感情は薄れてました。
それから今年の夏に至るまで、英語の勉強をした記憶がほぼないです。
閑話休題。
三日・三月・三年という言葉がありますが、やはり3ヶ月というのはある種の区切り*2な感じがします。
三日・三月・三年
みなさんは「三日・三月・三年(みっか・みつき・さんねん)」という言葉を耳にしたことがありますか。元は芸事や修行の心構えから来ている言葉で、「三日我慢すれば三ヶ月は耐えられる。三ヶ月耐えられれば三年は頑張れる。」という意味のようです。しかし、最近は会社に入社して辞めたいと考える時期(入社してからの年数)という意味で使われます。
というわけで、3ヶ月続いたからもう3年位は続けれる*3程度に習慣化したと判断し、いろいろ書いていきます。
どのくらいの頻度でレッスンを受けているか
毎日プランを申し込んだ7/16からブログ執筆時点 (10/30) までのレッスン回数はこんな感じです。
9月は9日間ヨーロッパに居た*4ので、その影響でレッスン回数が少なめ*5です。
これを考慮に入れると、ざっくり100日で90回位レッスンを受けてるので、やはり習慣化したと言って良いんじゃないでしょうか。
習慣化させて継続するコツ
どこで見たか忘れたのですが、習慣化させるには「歯磨きを習慣化させた時と同じ方法」を使うと良いと聞いた記憶があります。
記憶の遥か彼方ですが、ザックリ言うと、
- 歯磨きは最初は親に無理やり毎日させられる
- 毎日続けていたらやらないと気持ち悪いと思うようにる
という話だったと思います。
割りとこれに近い方法を行いました。
習慣化させるための自分ルール
シンプルな2つのルールに従ってたら、習慣化していました。
- レッスンが終了し次第、即座に翌日のレッスンを予約する
- 本当にどうしようもない場合以外、レッスンをキャンセルしない*6
テンション上がりすぎて残業しすぎた時は、会社の会議室でレッスンを受けたりもしました。 インターン生に聞かれてたりして恥ずかしかったです。
また、レッスン開始時刻は6時から24時半と幅広いです。6時から24時半までの間でたった30分を確保できない人間なんてほぼ居ないだろ*7という攻撃的な考えも、習慣化に役立ったと思います。
あと、ソフトウェアエンジニアとして英語ができないの致命的、英語できないと死ぬみたいな気持ちがあるのも原動力な気がします。
世界の最前線、行きたすぎるでしょ。もちろんヨーロッパも捨てがたい。
レッスンから逃げたくなった時の対処法
毎日続けていると、ふとしんどくなる時があります。これは必ずあると思います。
なんだか今日はしんどいなぁ、乗り気じゃないなぁと感じた時は自然と、偉大なるイチロー選手の言葉が脳裏を過ります。
「普段続けていることを放棄したくなる時に、それを辞めないことが努力」
格好良すぎる……そして響きました。この言葉を思い出したら、自然としんどいと感じる時でも続けれるようになりました。
イチロー選手の偉大な力のひとつは、継続と習慣化だと思うので、何かを継続したい、習慣化したいと思う人は一度目を通してみると良いかもしれません。
対処法といえるかわかりませんが、こういうアツい言葉を聞くと響くのでオススメです。 アツい思いが綴ってあるある本を読むのもオススメです。
3ヶ月半経った時点での感想
語学は継続が最も重要だという話をよく聞きますが、まさにそうだと思います。 毎日続けることで、少しずつですが英会話力が向上してる実感があります。
それと、やはり実践は大事です。色々と学びがあります。
実戦でないと、できないことがあります。 一瞬の判断は、 練習では養われません。
と、先ほど紹介したイチロー選手の名言集にあったんですが、まさにこれです。
実践して得られた体験はかなり印象に残ります。特に、伝えたいのにうまく伝えられなかったことはガツンと残ります。
うまく喋れると楽しいし、うまく喋れないと悔しい、悔しいから勉強する、そしてリベンジする。そして次で喋れると超楽しい。 これの繰り返しという感じです。なんというか、とにかく楽しいです。
というわけで、
「オンライン英会話楽しい!」
これが3ヶ月半続けてみての感想です。
オンライン英会話の注意点
毎日たった30分英語を話していた程度でメキメキ英語がうまくなるなんて、そんなうまい話はないと思っています。
ベトナム出張時に先輩に「オンライン英会話は基本アウトプットだから、インプット(いわゆる英語の勉強)は自分でしっかりする必要がある」と言われましたが、これもまさにその通りだと感じます。
アウトプットの改善のために、十分なインプットは必要だと思います。
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これはいわゆる自分の欠点を客観的に見て苛立つ*8的なアレですが、なんか始めたいのに始めれない系の言い訳してる人を見るとイライラします。やりたいならやれよ、となります。やりたくないとか、優先順位が低いとかなら、しょうがないです。その時は変な言い訳せずにやりたくないと言えば良いのです。そしたら('・c_・` )ソッカーってなるだけで済みます。
言い訳して後回しにしがちな傾向が自分にあるとわかってるので、勢いにまかせて突撃するというのを心がけたりしてます。
まとめ
感想でも書きましたが、今ほぼ毎日オンライン英会話を続けてる理由は、単に会話が楽しいからだったりします。 もちろん、先ほど触れたように習慣化してるのでやらないと気持ち悪いという理由も大きいです。
英語、ちょっとマジで無理だわって高校3年生の時に思ったのですが、ほとんどそれはなくなったように思います。 一歩ずつ少しずつ進んでいくしかないですね。進んでいくうちに楽しさもわかってきました。
今では英語がそのものを好きになっていて、勉強も辛いながらも楽しいです。
ここまで来て思うのは、まず手の届く目標を立て、ひとつひとつクリアしていけば、最初は手が届かないと思っていた目標にもやがて手が届くようになるということですね。
流石イチローさん。仰るとおりです。
高い目標を設定し、日々できること、しなければいけないことを地道にやる。 それが苦にならないのは、好きなことをやっているからだ。
まさにその通りですイチローさん。
今自分にできること。頑張ればできそうなこと。 そういうことを積み重ねていかないと、遠くの目標は近づいてこない。
いや、ほんまそれ。
夢や目標を達成するには1つしか方法がない。 小さなことを積み重ねること。
心に刻んでおきます!
*1:高校二年生の夏休みを利用して、2週間程ニュージーランドのオークランドにホームステイしていました。ホームステイ中は現地の学校に通い、午前は語学留学者向けの英語研修、午後は現地の学校の授業へ参加、という日々を過ごしました。最高に楽しかったです。
*3:前職は1年9ヶ月で辞めたけどね!
*4:チェコ・オーストリア・ブダペストを歩きまわってきました。
*5:そもそも旅行にPCを持って行きませんでした。ただ、毎日ヨーロッパで英語を使ってました。笑
*6:当日時間変更のためのキャンセルは許容する
*7:本当に忙しくてどうしようもない人もいるかと思いますが、幸運なことに6時から24時半の間で30分すら確保できないほど忙しい人には今のところ会ったことないです。念のため補足しておくと、自由時間をどう使うかといった優先順位の話とは別です。たった30分なら自分が好きなことできる時間くらい作れるでしょ、というお話です。この考えも自分のケツを叩いてくれてる気がします。
*8:心理テストで「この中で誰にイライラしますか?」という問題は、登場人物は自分を映した鏡で、自分の欠点と感じる部分にイライラするとかなんとかってあった気がします