雀巽の日記帳

雀巽が綴る日常の記録

WSL2 を利用し Windows 上に Ubuntu の開発環境を構築する

Windows Subsystem for Linux 2 (WSL2) を利用し、Windows 上に Ubuntu 18.04 の開発環境を構築する方法です。

WSL2 では Linux カーネルそのものが動作しているので、基本的に Ubuntu 上で可能なことは全て可能だと思います。 そのため、実用に耐える Linux 開発環境が Windows 上に直接構築可能となります。

WSL 2 の有効化

まずは Windows Subsystem for Linux 2 を以下を有効化します。

2019年10月現在、WSL 2 は Windows Insider Program の Fast ring でのみ入手可能です。 Windows の検索窓から Windows Insider Program settings を開き、ガイダンスに従い登録します。 登録後、Windows Update を走らせ、Windows を最新の状態にします。 また、このあと Slow ring に変更してもおそらく問題は無いため、頻繁に更新が来るのが鬱陶しい場合は Slow に変更しておきます。

それが完了したら、Powershell から Virtual Machine Platform と Windows Subsystem for Linux 2 を有効化します。

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux

そして WSL 2 を WSL のデフォルトバージョンに変更しておきます。

wsl --set-default-version 2

Ubuntu 18.04 LTS の導入

Ubuntu 18.04 LTS をストアからインストールします。

WSL のデフォルトディストリビューションwsl --set-version Ubuntu-18.04 2 で設定可能です。 設定後 wsl -l -v を実行すると、以下の通りになります。

PS C:\Users\necojackarc> wsl -l -v
  NAME            STATE           VERSION
* Ubuntu-18.04    Stopped         2

Windows Terminal の導入

Linux のターミナル (e.g. GNOME, Xfce, etc) に近い使い心地の Windows Terminal を導入します。

設定可能なカラースキームは defaults.json を直接参照すれ

Solarized Dark 以外のカラースキームを受け付けない身体になってしまっているので、Settings から profiles.json を開きカラースキームを変更します。 また、カラースキームだけでなく、ターミナルを開いた際の開始ディレクトリも Ubuntu のホームディレクトリにしておきます。

profiles 中にある Ubuntu-18.04 の profile に以下の設定を追記すれば完了です。

"colorScheme" : "Solarized Dark",
"startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu-18.04/home/necojackarc"

ただし、デフォルトの Solarized Dark における background と brightBlack の色かぶりは実用上問題があるため、 以下の通り brightBlack#006C88 にオーバーライドしておきます。

    "schemes": [
        {
            "name": "Solarized Dark",
            "foreground": "#839496",
            "background": "#002B36",
            "black": "#073642",
            "red": "#DC322F",
            "green": "#859900",
            "yellow": "#B58900",
            "blue": "#268BD2",
            "purple": "#D33682",
            "cyan": "#2AA198",
            "white": "#EEE8D5",
            "brightBlack": "#006C88",
            "brightRed": "#CB4B16",
            "brightGreen": "#586E75",
            "brightYellow": "#657B83",
            "brightBlue": "#839496",
            "brightPurple": "#6C71C4",
            "brightCyan": "#93A1A1",
            "brightWhite": "#FDF6E3"
        }
    ],

最後に defaultProfileUbuntu-18.04 の UUID に変更しておきます。

これで、Windows Terminal 起動時に、Ubuntu のホームディレクトリからデフォルトで開始するようになります。

Windows から WSL2 上のファイルへアクセスする

Windowsエクスプローラーで WSL2 のディレクトリを開くには、WSL2 を起動後、ターミナル上で explorer.exe . とするだけで良いです。 もしくは、直接エクスプローラーに \\wsl$\Ubuntu-18.04 と打ち込むことでもアクセスすることができます。

Ubuntu の環境構築

WSL2 では Ubuntu がそのまま動作しているので、基本的には通常の Ubuntu と同様に環境構築が可能です。 ただし、Vim でのクリップボード連携には Windwos 側での X server の設定が必要です。

CLI 環境の構築

まずは開発に最低限必要となるツール (Git, Tmux, direnv, etc. ) 一式を導入します。

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install git tmux xsel curl direnv exuberant-ctags 

そして GitHub の設定を Generating a new SSH key and adding it to the ssh-agent - GitHub Help に従い行います。

設定後は ./ssh/config 以下を追記します(GitHub 用の鍵を ~/.ssh/github/ に配置する前提)。

Host github.com
  HostName github.com
  User git
  IdentityFile ~/.ssh/github/id_rsa

ssh -T github.com で設定完了を確認後、dotfiles を GitHub から落としてきます。

github.com

Vim の構築

まずは Vim の依存ライブラリを導入します。これらを導入した状態で make すれば、ほぼフル機能が有効な Vim がビルドされます。

sudo apt install ncurses-dev libncurses5-dev libgnome2-dev libgnomeui-dev libgtk2.0-dev libatk1.0-dev libbonoboui2-dev libcairo2-dev libx11-dev libxpm-dev libxt-dev python-dev python3-dev ruby-dev lua5.1 lua5.1-dev libperl-dev

そして Vim の最新版を公式推奨方法通りに、GitHub ソースからビルドします。

cd /usr/local/src
sudo git clone https://github.com/vim/vim.git
cd vim/src
sudo make distclean  # if you build Vim before
sudo make
sudo make install

また、Vim の Clipboard 連携を使うためには X server が Windows 側に必要なのでそちらも準備します。

まずは VcXsrv Windows X Server をインストールします。Full オプションでのインストールで問題ありません。 もしインストール後に起動してしまった場合、タスクバーにアイコンが現れていると思うので、そこから停止しておきます。

そして XLaunch を以下の設定で起動します。

  • Multiple windows (default)
  • Start no client (default)
  • Extra settings (全てにチェック)
    • Clipboard (default)
      • Primary Selection (default)
    • Native opengl (default)
    • Disable access control

Save configuration を押し、設定ファイルを保存します。 この際、Windows 起動時に VcXsrv が自動起動するよう C:\Users\<USER NAME>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup に保存しておきます。

導入時に Firewall の設定が聞かれた際は Public と Private networks 両方を許可しておく必要があります。 設定に不備がある場合は Firewall Allow an app through firewall から VcXsrv Windows server の設定を変更しておきます。

最後に Ubuntu 側から VcXsrv に接続するために環境変数 DISPLAY を設定します。 ~/.env という ~/.profile から読み込むようにしている環境依存の Bash 設定を書くファイルを準備し、そこに以下を追記します。

LOCAL_IP=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}')
export DISPLAY=$LOCAL_IP:0

ripgrep

便利高速 grep ツールです。Vim からも利用しています。

github.com

最新バージョンの deb をダウンロードし、インストールします。

curl -LO https://github.com/BurntSushi/ripgrep/releases/download/11.0.2/ripgrep_11.0.2_amd64.deb
sudo dpkg -i ripgrep_11.0.2_amd64.deb
rm ripgrep_11.0.2_amd64.deb

Go

GHQ という Git リポジトリ管理ツールの導入に必要です。 公式サイト に従いインストールします。

sudo add-apt-repository ppa:longsleep/golang-backports
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt-get install golang-go

GHQ

Git リポジトリの管理ツールです。ghq get <REPOSITORY NAME>リポジトリの名前構造を反映した場所にクローンしてくれるため、管理が非常に楽になります。 後述の fzf と組み合わせることで、高速にリポジトリの移動が可能になります。

github.com

go get github.com/motemen/ghq

fzf

Fuzzy Search ツールです。バックエンドは rg に差し替えています

github.com

git clone --depth 1 https://github.com/junegunn/fzf.git ~/.fzf
~/.fzf/install

インストール時に fzf の Bash 拡張の設定について聞かれるので、

  • fuzzy auto-completion: y
  • key bindings: y

と両方 ON にしておきます。

tig

Git のインタラクティブCLI ツールです。

github.com

sudo apt install tig

rbenv & nodenv & pyenv

Ruby & Node.js & Python がメインの開発言語なので、バージョン管理システムを導入しておきます。 また、PythonAWS CLI の導入にも必要です。

git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build
sudo apt install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm5 libgdbm-dev

git clone https://github.com/nodenv/nodenv.git ~/.nodenv
git clone https://github.com/nodenv/node-build.git $(nodenv root)/plugins/node-build

git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv

AWS CLI

まずは pyenv で最新の Python を導入します。

pyenv install -l # check the latest version
pyenv install 3.7.4
pyenv global 3.7.4
python -V # check if it's 3.7.4
pip install awscli --upgrade --user
aws --version

Yarn

Node.js のパッケージ管理システムのひとつです。

yarnpkg.com

導入時にデフォルトで nodejs も追加されますが、害はないのでそのまま入れておきます。

curl -sS https://dl.yarnpkg.com/debian/pubkey.gpg | sudo apt-key add -
echo "deb https://dl.yarnpkg.com/debian/ stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/yarn.list
sudo apt update
sudo apt install yarn

Docker

PostgreSQL などは Docker を利用して構築しているので、Docker を導入します。 Docker を使うメリットは、複数バージョンの同居が比較的容易なためです。 apt で複数バージョンを同居させようとすると、非常に難しいです。

公式ガイド に従いインストールします。

sudo apt update
sudo apt install apt-transport-https ca-certificates curl software-properties-common
curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo apt-key add -
sudo apt-key fingerprint 0EBFCD88
udo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://download.docker.com/linux/ubuntu $(lsb_release -cs) stable"
sudo apt update
sudo apt install docker-ce

導入が完了したら、起動します。

sudo service docker start

また、sudo なしで docker コマンドを実行できるように docker グループに自分を追加しておきます。

sudo usermod -aG docker ${USER}
su - ${USER} # apply the change
id -nG # confirm the change

最後に動作確認をしておきます。

docker run hello-world

PostgreSQL

前述の通り Docker で導入します。PostGis を使うケースも多いので mdillon/postgis を利用します。 ただし、CLI ツールの psql は別途必要なので、そちらは apt でインストールします。

sudo apt postgresql

もし仮に apt で導入した PostgreSQL が自動で起動してしまう場合は対処する必要がありますが、 現時点では systemd が WSL2 上では正しく機能していないので、おそらく何もしなくて大丈夫です。 通常であれば sudo systemctl status postgresql でステータスを確認し、sudo systemctl disable postgresql でブート時に起動しないようにします。

5432 ポートが空いていることを sudo lsof -isudo lsof -i -P もしくは sudo ss -tulwsudo ss -tulwn を確認後、docker run を行い PostgreSQL の導入および起動を行います。

docker run --name postgres11 -p 5432:5432 -d mdillon/postgis:11

psql -h localhost -U postgres を叩いて接続できることを確認します。 もしブート時に常に起動しておきたいのであれば --restart=always を渡しておきます。

また、手動での起動および停止は以下の通り行えます。

docker ps -a # Check the container ID and/or NAME
docker start [CONTAINER_ID or NAME]
docker stop [CONTAINER_ID or NAME]

psql で利用するデフォルトのユーザーと DB を以下の環境変数で設定しておきます。

export PGHOST="localhost"
export PGDATABASE="postgres"
export PGUSER="postgres"

参考

「イギリスの歴史が2時間でわかる本」と「イギリスの不思議と謎」を読んだ

「イギリスの歴史が2時間でわかる本」と「イギリスの不思議と謎」を読みました。

イギリスの歴史が2時間でわかる本 (KAWADE夢文庫)

イギリスの歴史が2時間でわかる本 (KAWADE夢文庫)

イギリスの不思議と謎 (集英社新書)

イギリスの不思議と謎 (集英社新書)

「イギリスの歴史が2時間でわかる本」は読むのに2時間以上かかりましたが、歴史がわかりやすくまとまってて良かったです。

流石に詳細な部分は覚えれてませんが、イギリス生まれイギリス育ちの同僚と歴史トークができる程度にはなりました!

大まかな歴史の流れや重要な人物がざっくり頭に入ったので、関連するモノを見たり聞いたりしたときに理解しやすくなりました。

今ならこの動画もわかるかも……?

あと、実際に「イギリスの不思議と謎」を読んだ際も、先に「イギリスの歴史が2時間でわかる本」を読んでいたおかげですんなりと頭に入るケースが多々ありました。

「イギリスの不思議と謎」で印象に残ったのは、全然メインパートではないんですが、メアリー・ステュアート(ブラッディ・メアリーじゃない方の有名なメアリー)がフランス宮廷を訪れた際に連れていた侍女4人の名前がすべてメアリーだったことです……どうやって区別してたんだ!?

どちらも短く、かつ完結に書かれてるので、楽しくすんなり読めました。

【スタートアップ】エンジニアの採用を開始しました【ロンドン🇬🇧】

弊社、IMMO Investment Technologies にてエンジニアの採用を開始しました🎉🙌!

簡単な会社概要

  • イギリス・ロンドンの不動産系 Tech スタートアップ 🇬🇧
  • 創業は2017年8月
  • 現在の主な事業は不動産投資物件の購入(仲介)、不動産の運用
    • Web 技術および機械学習等の利用により、迅速かつ大量に不動産を評価
      • これにより従来よりも短期間でより多くの優良投資物件を取引可能に
    • 不動産の売り手から見ると、これまでよりも短期間で物件を売却可能
    • 不動産の買い手、つまり投資家から見ると、短期間で優良物件に数多くの投資が可能になる
  • エンジニアの総数は9人 (CTO x1, Server-side x4, Front-end x1, ML x1, Data x2)

と言った感じです。

直近の技術的なチャレンジ

パッと思いつく直近の技術的なチャレンジとしては以下のようなものがあります。

  • 不動産の時価(市場取引価格)評価以降のシステム化
    • 現状システム化されているのは、不動産の時価(市場取引価格)評価までで、その後の物件調査、詳細評価、購入手続き、リノベーション、賃貸契約 etc. などのシステム化はまだ行われていない
    • 例えば、投資家向けに「物件の詳細評価(長期リターンや短期リターンなどの詳細レポート)」を作る必要があるが、ここは現在システム化の真っ最中
  • 投資家への不動産配分アルゴリズムの構築および自動化
    • 具体例として、複数の投資家が同じ物件をほしいと言った場合、どちらの投資家に先に割り当てるのか
      • 不公平はないか?それぞれの投資家の満足度を最大にするにはどうしたら良いのか?
    • 現状は、投資不動産専門家チームが手動で行っている
  • よりよい機械学習モデルの構築
    • Accuracy / Precision の向上(実際の市場価格にどこまで近い値を導き出せるか)
    • 地価の上昇・下降をどこまで正確に予測できるか
    • 同一のモデルを他の国や都市で使えるか、どうすれば知見が持ち越せるか

もちろん、これらを適切なスピードで実装・スケールさせるためのアーキテクチャ設計やテスト戦略も含まれます 🚀

より詳しいことは、ぜひ面接で 💪

技術スタック

エンジニアのみなさんが気になるであろう利用している技術に関してですが、

  • フロントエンド (SPA) は Ember.js
    • Ember.js は日本だと不人気ですが、Pre-React 時代から生き残り、Post-React 時代も進化を続けてるなかなかやってくれるヤツです
  • バックエンド (API) は Serverless framework (AWS Lambda) + Node.js
    • 現状、素の JavaScript で書かれてますが、TypeSciprt 化を検討中
  • DB は現状 PostgreSQL オンリー
    • 将来的に大規模データ処理が必要になり PostgreSQL に不満が出てきたらデータ分析用 DB は乗り換える予定あり
  • データ処理は Airflow
    • Airflow は Python で処理がかけるワークフローを記述、実行、監視するツールです
  • 機械学習モデルは Python
    • Python + NumPy + etc. の多分よくある構成(専門外なので雑ですみません!)

周辺ツールやインフラについては GitHub + Slack + AWS というよくある感じの構成です。 あとは CircleCI を使っていたり、Docker を使っていたりもします。

募集職種

です!

募集要項や応募方法については、上記のリンク先 (JSON です) に詳しく乗っているので、そちらを見てみてください! About us にある採用ページはエンジニア以外の職種向けですので、お気をつけください。

また、 こちらから募集職種一覧 (これも JSON) も見れます。

環境・給与

モニターは基本1人2台です。4K が良いと言って 4K にしている人もいます。 あと、スタンディングデスクもあります。僕は椅子が大好きなので使っていません。 PC は MacBook Pro の13インチを全員が使っています。

現在は WeWork にオフィスがあり、ビールやサイダー、あとは確かスパークリングワインが無料です。 ビールはラガーや IPA など何種類かあります。無料ビールですがちゃんと美味しいです!(ハイネケンとかもあるので当然!) 個人的にはロンドンラガーがお気に入りです!

また、ロンドンで働くためには就労ビザが必要ですが、そのサポートもあります。 リモートワークも可能なので、日本からでの就業も可能だと思います。

そして一番最後まで触れなかった肝心の給与ですが……オフィシャルなものはまだ存在しません……給与不明……不穏な響き……。 ですが、Hired.com など経由の場合は確か最初からオファー金額が提示されていたので、応募後に聞いていただければすぐに判明すると思います。

そうは言っても何も情報なしだと怪しさ満点ですので、色々なものを参考に、ざっくりの目安を以下に書きます。 CTO がオフィシャルかつパブリックなモノを書き上げたら更新します。

いわゆる「ソフトウェアエンジニア」であれば、レートにもよりますが600-900万あたりが目安になると思います。

「シニアソフトウェア」や「リードソフトウェアエンジニア(テック・リード)」のような肩書であれば、900-1200万くらいかなぁという感じです。

不正確な情報ですみません!ただ、ロンドンのソフトウェアエンジニアの相場での給与は決して安くないので、薄給になることは無いと思います! 「Jr. ソフトウェアエンジニア」のケースでも日本の普通の新卒・第二新卒よりは基本的に給与は良いと思います。

テニス

ロンドンはテニスコートがたくさんあります!ウィンブルドンもあります! 最近テニスを初めて、テニスにハマっているので、テニス友達も募集してます!

応募待ってまーす!

現代標準イギリス英語の発音まとめ

現代標準イギリス英語、正確にはイングランド南部で主に話される Contemporary Received Pronunciation (または Modern PR) における発音のまとめです。

どんな英語かというと「ロンドンなどで話される英語」であり「イギリス英語教師が一般に教える英語」です。

雑に言ってしまうと「いわゆるイギリス英語」のことです。

英語はかなりアクセントによって発音に差があり、ネイティブ同士でも理解できないケースがあるのですが、 この英語を喋っておけば、大体の人が理解してくれます。 要は通じやすい英語なので、教師が教えるし、学習者も勉強します。

以下、面倒なのでこれを「イギリス英語」と呼んでしまいます。

目次

  • 初歩(ほとんどの辞書に載ってる)
    • R の消失 (non-rhotic)
    • O の発音 (/ɒ/ と /əʊ/)
    • A の長母音化 (/ɑː/)
  • 基本(載っている辞書もある)
    • 「ウア」の「オー」化 (Cure–force merger)
  • 応用(辞書に載ってるのを見たことが無い)
    • T の消失 (Glottal T)
    • 「トュ」の「チュ」化と「ドュ」の「ジュ」化 (Yod-coalescence)
    • 「イア」の「イー」化と「エア」の「エー」化 (二重母音の長母音化)
  • オススメリンク集

初歩(ほとんどの辞書に載ってる)

かなり基本的な内容です。辞書にも載ってるし、有名な内容です。

R の消失 (non-rhotic)

イギリス英語は基本的に non-rhotic であり、ざっくり言うと、母音の前の R しか発音しません。 具体的には、Car, Port, bird の R は全て発音しません。Caught と Court は全く同じ発音 (Homophone) になります。

その結果面白いことに、イギリス英語の Heart とアメリカ英語の Hot が、発音記号上は同じ発音だったりします。

O の発音 (/ɒ/ と /əʊ/)

短母音の O の発音は「オ /ɒ/」です。アメリカ英語だと「ア /ɑ(ː)/」になります。 そして二重母音の O では曖昧母音が使われ /əʊ/ と発音されます。アメリカ英語では「オウ /oʊ/」です。

A の長母音化 (/ɑː/)

アメリカ英語では「ア /æ/」や「エイ /eɪ/」の音が使われる単語で 「アー /ɑː/」が使われるケースがあります。 これはまさに南部イングランドにおけるアクセントの特徴です。

Bath, Vase, Tomato, Dance, France, Half, Cast, Castle, Task, etc.

基本(載っている辞書もある)

大きい辞書には載ってた内容です。と言っても、現状一項目しか無いです。

「ウア」の「オー」化 (Cure–force merger)

Modern PR では「ウア /ʊə/」の音が「オー /ɔː/」になっています。 Cure–force merger と呼ばれる変化です。

例えば、Poor と Pour が同じ発音 (Homophone) になります。

Your, Sure, Poor, Cure, Europe, etc.

応用(辞書に載ってるのを見たことが無い)

辞書には載っていない音の変化です。Modern PR を教えている動画では紹介されてたりします。

T の消失 (Glottal T)

ざっくり言うと、母音にフォローされない T の音が消えます。正確には Glottal Stop に置き換えられます。 Glottal Stop は声帯閉鎖音のことです。おそらく T 以外でも起きますが、T の場合が顕著です。

例えば Meet you はアメリカ英語だと「ミーチュー」のようになりますが、イギリスだと「ミーユー」のようになるケースが多いです。

この記事の範囲外ですが、コックニーアクセントではこの Glottal T が超高頻度で発生します。 Bottle of water の T が全部消えます。Modern PR ではここまでのことは起きないです。

「トュ」の「チュ」化と「ドュ」の「ジュ」化 (Yod-coalescence)

Y の音が合体 (Yod-coalescence) して、「トュ/tj/」の「チュ /tʃ/」化と「ドュ /dj/ 」の「ジュ/dʒ/」化 が起きます。 Tube が「チューブ」になり、deuce が「ジュース」になります。 そして During は Cure–force merger の影響もあり「ジョーリング」になります。

ちなみにアメリカ英語では、Y の音が消失します(Yod-dropping)。 Tube が「トゥーブ」になり、deuce が「ドゥース」になります。

「イア」の「イー」化と「エア」の「エー」化 (二重母音の長母音化)

曖昧母音で終わる二重母音 (Centring diphthongs) の長母音化により、「イア /ɪə/ 」の「イー /ɪː/」化と「エア /eə/」の「エー/ɛː/」化が起きます。 この 「イー /ɪː/」の音は「イー /iː/」とは違うので注意してください。どちらかというと「エ」に近いです。カタカタな表記の限界ですね……。

Beer, Bear, fair, fear, Nightmare, etc.

曖昧母音で終わる二重母音の長母音化ですが、実は Cure–force merger もコレの一種です。 この結果、Modern PR では Centring diphthongs が完全に消失しつつあります。

オススメリンク集

イギリスに来て1年、そして日本を出て2年が経った

正確にはまだ丸2年は経っていませんが、2年前の7月に日本からカナダへ渡り、1年前の6月にイギリスへ来たので、 おおよそタイトルにある通りの時間が経過しました。

2年って結構長いですよね。高校1年生が3年生になる!そりゃそうだけど!

ロンドンに移住して1年経って生活に慣れてしまったせいで英語の勉強が疎かになりつつあるので、気を引き締め直したいかなと思います!

あと、未だにヨーロッパ観光どころかイギリス観光すら全然してません。 ロンドンでの生活が快適かつ、ロンドン内に十分見どころがあり、ロンドンに引きこもってます。

日本に住んでても、そんなにたくさん国内旅行してなかったので、まぁこんなもんか……。

ヨーロッパ内でオススメの国と都市、そしてオススメのプラン、お待ちしてます!!

みんなロンドン遊びに行きてね。

イギリスで「麻疹・風疹・おたふく風邪混合ワクチン」を無料摂取してきた

麻疹のワクチン摂取が不十分だった世代に直撃していたため、ワクチン接種に行ってきました。

f:id:necojackarc:20190430043300j:plain

麻疹の予防接種だけするつもりだったのですが、どうもイギリスの国民健康保険では MMR ワクチン という、「麻疹・風疹・おたふく風邪」の三種混合ワクチンしか取り扱ってないとのことでした。

ただ、どうも確認してみたところ、風疹もおたふく風邪もワクチン接種をしてなかったので、 むしろ「これはラッキー!」という感じで、ありがたく MRR ワクチンを摂取してきました。

そしてタイトルにも書いたとおり、無料!ありがたい! あとは変な症状が出ないことを祈る!

(人-ω-`)。o.゜。★身体健全★。゜o。(´-ω-人)

三十路到来~いつのまにか社会人7年目~

三十路到来!

本日4月27日で30歳を迎えました!

:+゜・。ヾ(●´∀`●)ノ。・゜+:

ついに二十代終了……!時の流れは恐ろしいです。

と、同時に、気がついたら社会人7年目に突入してることに気が付きました。 どうやら、毎年ブログを書いてたようですが、今年はすっかり忘れていました。

necojackarc.hatenablog.com

せっかくなので仕事の現状を簡単に振り返っておくと、

  • ロンドン最高
  • 仕事楽しい
  • 英語よちよち
  • ガチスタートアップだから先はガチ不透明
    • 突然の上昇も下降もあるワクワク感と不安感!

といった感じです!

当面の仕事上での目標は、「このスタートアップを初期メンバーとしてデカくする!」ですかね!

あと、元々は他の人の目標だった「30歳までに海外、できればヨーロッパ圏に移住する」というのがいつの間にか自分の目標にもなってたのですが、無事達成できました。 正直、全く現実味がない状態で掲げた目標だったので、達成できるとは思ってませんでした。ラッキーだ!次の目標は永住かな!

まぁ、とにかく英語のレベルをもっとあげよう!もちろんエンジニアとしてのスキルも!

そして早速プレゼントもらいました!

感謝!

三十代も最高に楽しんでいきましょう!ぴーす!