『句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界』を読んだ
『句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界』を読みました。
句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界 (「底力」シリーズ5)
- 作者: クリストファ・バーナード
- 出版社/メーカー: プレイス(Jbooks)
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
一言で言うと、かなり良かったです!
特に冒頭の「日本語は動詞中心、英語は空間中心」という話がかなり面白かったです。
例えば、
日本語 | 英語 |
---|---|
ジョンは駅にいる | John is at the station |
ジョンは駅のホームにいる | John is on the platform |
ジョンは庭にいる | John is in the garden |
とあったとします。英語は空間に応じて「前置詞 + 空間」となるのですが、日本語は「てにをは + 動詞」と、動詞に応じます。
この話、ほんとに「なるほど!確かに!なるほどー!!」となりました。言われるまで気づかなかったです。 もちろん、動詞側に前置詞が引っ張られる例もありますが、この辺の気付きはかなり面白かったです。
こういった「そもそもどうなっているのか?」という話が序盤にいくつかあり、その部分が特に面白かったです。
「前置詞三年冠詞八年」と言われることもある前置詞ですが、こんな大きな違いがあればそう言われるのも納得だなと思いました。
面白かったので、ぜひ読んでみてください!