雀巽の日記帳

雀巽が綴る日常の記録

『句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界』を読んだ

『句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界』を読みました。

句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界 (「底力」シリーズ5)

句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界 (「底力」シリーズ5)

一言で言うと、かなり良かったです!

特に冒頭の「日本語は動詞中心、英語は空間中心」という話がかなり面白かったです。

例えば、

日本語 英語
ジョンは駅にいる John is at the station
ジョンは駅のホームにいる John is on the platform
ジョンは庭にいる John is in the garden

とあったとします。英語は空間に応じて「前置詞 + 空間」となるのですが、日本語は「てにをは + 動詞」と、動詞に応じます。

この話、ほんとに「なるほど!確かに!なるほどー!!」となりました。言われるまで気づかなかったです。 もちろん、動詞側に前置詞が引っ張られる例もありますが、この辺の気付きはかなり面白かったです。

こういった「そもそもどうなっているのか?」という話が序盤にいくつかあり、その部分が特に面白かったです。

「前置詞三年冠詞八年」と言われることもある前置詞ですが、こんな大きな違いがあればそう言われるのも納得だなと思いました。

面白かったので、ぜひ読んでみてください!