Happy New Year 2020
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくおねがいします!
年越しはプラハで迎えました!元日はシャモニー・モンブランに向かいます!
プラハよりあけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!!元日はシャモニーに行ってきます!!!!
— 雀巽(じゃくそん) (@necojackarc) December 31, 2019
動画はホテルのすぐそばであげられてたハッピーニューイヤー花火🎆 pic.twitter.com/CCRlMjJqKT
早速ですが例年通り、簡単な2019年の振り返りをします!
2019年というかここ数年のテーマは、
- 挑戦
- 英語
- 健康
でした!
挑戦
もうロンドンで働くこと自体が挑戦の連続なので、普通に生活してるだけで一応は達成できます。 ただ、流されるだけになってしまうのも良くないので、「常に挑戦」という気概は持ち続けたいと思います。
今年はリードソフトウェアエンジニアに昇進し、業務範囲も増え、そのことによる新しい挑戦はあったかなと思います。 特に、第二言語(しかもまだまだ不完全)で人を引っ張っていくというのは、それだけで大変です。
会社全体としては Tech Crunch でも取り上げられたとおり、合計約85億円の資金調達がありました。
これから会社が更に大きくなる(というか、大きくせざるを得ない)ので、今後もそれに伴う様々なチャレンジがあると思います。
ただ、目の前にやってくるチャレンジを捌くのが精一杯でプライベートとして新たに挑戦できたことが少ないので、少し課題感があります。 あまり学習に時間を避けていないなと感じるので、少し気をつけていきたいです。
英語
なんだか伸びてきた気がします。 やはりリスニングと語彙はまだまだ課題ですが、伸びてきてます。 コツコツこれからも頑張ります。
健康
順調に太りつつあります。食い過ぎです。ただ、一応まだ中肉中背の範囲内です。 ただ、今年はテニスを再開しました。家での筋トレも微妙に再開したので、この調子でコンスタントに運動をしていきたいと思います。 食生活は食い過ぎを控え、睡眠不足も避けないと……。
2020年のテーマ
引き続き以下の3つです!
- 挑戦(何か新しいことに取り組む/を学ぶ)
- 興味が湧いたら即行動を試みる
- 未知のジャンルの本なり記事なりを読む
- 英語(リスニングと語彙)
- 映画やドラマのリスニング
- 12000語レベル程度の語彙
- 健康(スポーツと食生活)
- テニスと筋トレの継続
- 1日7時間睡眠
- 満腹時の間食をやめる
- 満腹まで食べるのをやめる
基本テーマは変わらず挑戦・英語・健康と同じですが、年間通して意味や意義が保てそうな程度に詳細化してみました。
そして、もちろん、
将来の自分が過去の自分に向かって胸張れる存在になれるようにマイペースに生きていきたい
と
イチロー選手の『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道』
という言葉を今年も大切にしていきたいと思います!
2020年も最高に楽しんでいきましょー!
ぴーす!
WSL2 を利用し Windows 上に Ubuntu の開発環境を構築する
Windows Subsystem for Linux 2 (WSL2) を利用し、Windows 上に Ubuntu 20.04 LTS の開発環境を構築する方法です。
WSL2 では Linux カーネルそのものが動作しているので、基本的に Ubuntu 上で可能なことは全て可能だと思います。 そのため、実用に耐える Linux 開発環境が Windows 上に直接構築可能となります。
WSL 2 の有効化
まずは Windows Subsystem for Linux 2 を公式ガイドに従い有効化します。 以下は公式ガイドの抜粋です。
公式が非常にわかりやすいので、公式に一度目を通すことをお勧めします。
PowerShell を Administrator として開き、以下を実行します。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
そしていったんここで Windows の再起動し、そのあと再び PowerShell を Administrator として開き WSL のバージョンを2に変更します。
wsl
コマンドは非 Administrator でも実行可能になっているので、通常ユーザーでも念のため実行して起き、Windows を再起動します。
wsl --set-default-version 2
もしここでエラーが出た場合は WSL2 Linux カーネルのアップデートをするとおそらくなおります。
Ubuntu 20.04 LTS の導入
Ubuntu 20.04 LTS をストアからインストールします。
ダウンロード後はストア上から Launch ボタンを押し、セットアップを開始します。 ここで Ubuntu 上でのユーザー名やパスワードを登録します。
設定後 wsl -l -v
を実行し、正しく設定が行われていることを確認します。
PS C:\Users\necoj> wsl -l -v NAME STATE VERSION * Ubuntu-20.04 Running 2
もし VERSION が2になっていた場合 wsl --set-version Ubuntu-20.04 2
で変更可能です。
Windows Terminal の導入
Linux のターミナル (e.g. GNOME, Xfce, etc) に近い使い心地の Windows Terminal を導入します。
Windows Terminal を導入後、以下の設定を行います。
- defaultProfile
- colorScheme
- startingDirectory
まずは defaultProfile
を Ubuntu-20.04 の UUID に変更します。
次にカラースキームですが、設定可能なカラースキームは defaults.json を直接参照してください。
Solarized Dark 以外のカラースキームを受け付けない身体になってしまっているので、Soralized Dark に設定します。
そして startingDirectory
、すなわちターミナルを開いた際の開始ディレクトリも Ubuntu のホームディレクトリにしておきます。
Ubuntu-20.04 の profile に以下の設定を追記すれば完了です。
"colorScheme" : "Solarized Dark", "startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu-20.04/home/necojackarc"
Solarized Dark のカラースキームの不具合(修正済み)
以下の問題は修正済みですが、カラースキームをカスタマイズする際の知識として有用なので残しておきます。
デフォルトの Solarized Dark における background と brightBlack の色かぶりが存在しており、実用上問題がありました。
そこで、以下の通り brightBlack
を #006C88
にオーバーライドしておきます。
"schemes": [ { "name": "Solarized Dark", "foreground": "#839496", "background": "#002B36", "black": "#073642", "red": "#DC322F", "green": "#859900", "yellow": "#B58900", "blue": "#268BD2", "purple": "#D33682", "cyan": "#2AA198", "white": "#EEE8D5", "brightBlack": "#006C88", "brightRed": "#CB4B16", "brightGreen": "#586E75", "brightYellow": "#657B83", "brightBlue": "#839496", "brightPurple": "#6C71C4", "brightCyan": "#93A1A1", "brightWhite": "#FDF6E3" } ],
Windows から WSL2 上のファイルへアクセスする
Windows のエクスプローラーで WSL2 のディレクトリを開くには、WSL2 を起動後、ターミナル上で explorer.exe .
とするだけで良いです。
もしくは、直接エクスプローラーに \\wsl$\Ubuntu-20.04
と打ち込むことでもアクセスすることができます。
Ubuntu の環境構築
WSL2 では Ubuntu がそのまま動作しているので、基本的には通常の Ubuntu と同様に環境構築が可能です。 ただし、Vim でのクリップボード連携には Windwos 側での X server の設定が必要です。
CLI 環境の構築
まずは開発に最低限必要となるツール (Git, Tmux, direnv, etc. ) 一式を導入します。
sudo apt update sudo apt upgrade sudo apt install git tmux xsel curl direnv exuberant-ctags
そして GitHub の設定を Generating a new SSH key and adding it to the ssh-agent に従い行います。
設定後は ./ssh/config
以下を追記します(GitHub 用の鍵を ~/.ssh/github/
に配置する前提)。
Host github.com HostName github.com User git IdentityFile ~/.ssh/github/id_rsa
ssh -T github.com
で設定完了を確認後、dotfiles を GitHub から落としてきます。
Vim の構築
まずは Vim の依存ライブラリを導入します。これらを導入した状態で make すれば、ほぼフル機能が有効な Vim がビルドされます。
sudo apt install libncurses-dev libncurses5-dev libgtk2.0-dev libatk1.0-dev libcairo2-dev libx11-dev libxpm-dev libxt-dev python-dev-is-python2 python3-dev ruby-dev lua5.3 liblua5.3-dev libperl-dev
そして Vim の最新版を公式推奨方法通りに、GitHub ソースからビルドします。
cd /usr/local/src sudo git clone https://github.com/vim/vim.git cd vim/src sudo make distclean # if you build Vim before sudo make sudo make install
また、Vim の Clipboard 連携を使うためには X server が Windows 側に必要なのでそちらも準備します。
まずは VcXsrv Windows X Server をインストールします。Full オプションでのインストールで問題ありません。 もしインストール後に起動してしまった場合、タスクバーにアイコンが現れていると思うので、そこから停止しておきます。
そして XLaunch を以下の設定で起動します。
- Multiple windows (default)
- Start no client (default)
- Extra settings (全てにチェック)
Save configuration を押し、設定ファイルを保存します。
この際、Windows 起動時に VcXsrv が自動起動するよう C:\Users\<USER NAME>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
に保存しておきます。
導入時に Firewall の設定が聞かれた際は Public と Private networks 両方を許可しておく必要があります。 設定に不備がある場合は Firewall Allow an app through firewall から VcXsrv Windows server の設定を変更しておきます。
最後に Ubuntu 側から VcXsrv に接続するために環境変数 DISPLAY
を設定します。
~/.env
という ~/.profile
から読み込むようにしている環境依存の Bash 設定を書くファイルを準備し、そこに以下を追記します。
LOCAL_IP=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}') export DISPLAY=$LOCAL_IP:0
ripgrep
便利高速 grep ツールです。Vim からも利用しています。
最新バージョンの deb をダウンロードし、インストールします。
curl -LO https://github.com/BurntSushi/ripgrep/releases/download/12.1.1/ripgrep_12.1.1_amd64.deb sudo dpkg -i ripgrep_12.1.1_amd64.deb rm ripgrep_12.1.1_amd64.deb
Go
GHQ という Git リポジトリ管理ツールの導入に必要です。 公式サイト に従いインストールします。
sudo add-apt-repository ppa:longsleep/golang-backports sudo apt update sudo apt install golang-go
GHQ
Git リポジトリの管理ツールです。ghq get <REPOSITORY NAME>
でリポジトリの名前構造を反映した場所にクローンしてくれるため、管理が非常に楽になります。
後述の fzf と組み合わせることで、高速にリポジトリの移動が可能になります。
go get github.com/motemen/ghq
fzf
Fuzzy Search ツールです。バックエンドは rg に差し替えています。
git clone --depth 1 https://github.com/junegunn/fzf.git ~/.fzf ~/.fzf/install
インストール時に fzf の Bash 拡張の設定について聞かれるので、
- fuzzy auto-completion: y
- key bindings: y
と両方 ON にしておきます。
tig
sudo apt install tig
delta
Git の diff を見やすくしてくれる CLI ツールです。
最新バージョンの deb をダウンロードし、インストールします。
curl -LO https://github.com/barnumbirr/delta-debian/releases/download/0.4.1-1/delta-diff_0.4.1-1_amd64_debian_buster.deb sudo dpkg -i delta-diff_0.4.1-1_amd64_debian_buster.deb rm delta-diff_0.4.1-1_amd64_debian_buster.deb
rbenv & nodenv & pyenv
Ruby & Node.js & Python がメインの開発言語なので、バージョン管理システムを導入しておきます。 また、Python は AWS CLI の導入にも必要です。
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build sudo apt install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm5 libgdbm-dev git clone https://github.com/nodenv/nodenv.git ~/.nodenv git clone https://github.com/nodenv/node-build.git $(nodenv root)/plugins/node-build git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv
Yarn
Node.js のパッケージ管理システムのひとつです。
curl -sS https://dl.yarnpkg.com/debian/pubkey.gpg | sudo apt-key add - echo "deb https://dl.yarnpkg.com/debian/ stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/yarn.list sudo apt update sudo apt install --no-install-recommends yarn
Docker
PostgreSQL などは Docker を利用して構築しているので、Docker を導入します。
Docker を使うメリットは、PostgreSQL の複数バージョンの同居が比較的容易なためです。
apt
で複数バージョンを同居させようとすると、非常に難しいです。
公式ガイドに従いインストールします。
sudo apt update sudo apt install apt-transport-https ca-certificates curl gnupg-agent software-properties-common curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo apt-key add - sudo apt-key fingerprint 0EBFCD88 # Confirm you have the correct key sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://download.docker.com/linux/ubuntu $(lsb_release -cs) stable" sudo apt update sudo apt install docker-ce docker-ce-cli containerd.io
導入が完了したら、起動します。
sudo service docker start
また、sudo
なしで docker
コマンドを実行できるように docker
グループに自分を追加しておきます。
sudo usermod -aG docker ${USER} su - ${USER} # apply the change id -nG # confirm the change
最後に動作確認をしておきます。
docker run hello-world
PostgreSQL
前述の通り Docker で導入します。PostGis を使うケースも多いので mdillon/postgis を利用します。
ただし、CLI ツールの psql
は別途必要なので、そちらは apt
でインストールします。
sudo apt install postgresql
もし仮に apt
で導入した PostgreSQL が自動で起動してしまう場合は対処する必要がありますが、
現時点では systemd
が WSL2 上では正しく機能していないので、おそらく何もしなくて大丈夫です。
通常であれば sudo systemctl status postgresql
でステータスを確認し、sudo systemctl disable postgresql
でブート時に起動しないようにします。
5432 ポートが空いていることを sudo lsof -i
と sudo lsof -i -P
もしくは sudo ss -tulw
と sudo ss -tulwn
を確認後、docker run
を行い PostgreSQL の導入および起動を行います。
docker run --name postgres11 -p 5432:5432 -d mdillon/postgis:11
psql -h localhost -U postgres
を叩いて接続できることを確認します。
もしブート時に常に起動しておきたいのであれば --restart=always
を渡しておきます。
また、手動での起動および停止は以下の通り行えます。
docker ps -a # Check the container ID and/or NAME docker start [CONTAINER_ID or NAME] docker stop [CONTAINER_ID or NAME]
psql
で利用するデフォルトのユーザーと DB を以下の環境変数で設定しておきます。
export PGHOST="localhost" export PGDATABASE="postgres" export PGUSER="postgres"
参考
- Installation Instructions for WSL 2
- Ruby on Rails on Windows is not just possible, it's fabulous using WSL2 and VS Code
- Xfce4 Desktop Environment and X Server for Ubuntu on WSL 2
- How do I copy whole text from vim to clipboard at once?
- Installing Vim 8 on Ubuntu 16.04 LTS
- Set up Vim on Ubuntu on Windows Subsystem for Linux 2 (WSL2) to share clipboard
- Xubuntu on VMware on Windows 10 による開発環境構築
- How To Install and Use Docker on Ubuntu 18.04
「イギリスの歴史が2時間でわかる本」と「イギリスの不思議と謎」を読んだ
「イギリスの歴史が2時間でわかる本」と「イギリスの不思議と謎」を読みました。
- 作者: 歴史の謎を探る会
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2012/04/17
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 6回
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- 作者: 金谷展雄
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/02/13
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
「イギリスの歴史が2時間でわかる本」は読むのに2時間以上かかりましたが、歴史がわかりやすくまとまってて良かったです。
流石に詳細な部分は覚えれてませんが、イギリス生まれイギリス育ちの同僚と歴史トークができる程度にはなりました!
大まかな歴史の流れや重要な人物がざっくり頭に入ったので、関連するモノを見たり聞いたりしたときに理解しやすくなりました。
今ならこの動画もわかるかも……?
あと、実際に「イギリスの不思議と謎」を読んだ際も、先に「イギリスの歴史が2時間でわかる本」を読んでいたおかげですんなりと頭に入るケースが多々ありました。
「イギリスの不思議と謎」で印象に残ったのは、全然メインパートではないんですが、メアリー・ステュアート(ブラッディ・メアリーじゃない方の有名なメアリー)がフランス宮廷を訪れた際に連れていた侍女4人の名前がすべてメアリーだったことです……どうやって区別してたんだ!?
どちらも短く、かつ完結に書かれてるので、楽しくすんなり読めました。
【スタートアップ】エンジニアの採用を開始しました【ロンドン🇬🇧】
弊社、IMMO Investment Technologies にてエンジニアの採用を開始しました🎉🙌!
簡単な会社概要
- イギリス・ロンドンの不動産系 Tech スタートアップ 🇬🇧
- 創業は2017年8月
- 現在の主な事業は不動産投資物件の購入(仲介)、不動産の運用
- Web 技術および機械学習等の利用により、迅速かつ大量に不動産を評価
- これにより従来よりも短期間でより多くの優良投資物件を取引可能に
- 不動産の売り手から見ると、これまでよりも短期間で物件を売却可能
- 不動産の買い手、つまり投資家から見ると、短期間で優良物件に数多くの投資が可能になる
- Web 技術および機械学習等の利用により、迅速かつ大量に不動産を評価
- エンジニアの総数は9人 (CTO x1, Server-side x4, Front-end x1, ML x1, Data x2)
と言った感じです。
直近の技術的なチャレンジ
パッと思いつく直近の技術的なチャレンジとしては以下のようなものがあります。
- 不動産の時価(市場取引価格)評価以降のシステム化
- 現状システム化されているのは、不動産の時価(市場取引価格)評価までで、その後の物件調査、詳細評価、購入手続き、リノベーション、賃貸契約 etc. などのシステム化はまだ行われていない
- 例えば、投資家向けに「物件の詳細評価(長期リターンや短期リターンなどの詳細レポート)」を作る必要があるが、ここは現在システム化の真っ最中
- 投資家への不動産配分アルゴリズムの構築および自動化
- 具体例として、複数の投資家が同じ物件をほしいと言った場合、どちらの投資家に先に割り当てるのか
- 不公平はないか?それぞれの投資家の満足度を最大にするにはどうしたら良いのか?
- 現状は、投資不動産専門家チームが手動で行っている
- 具体例として、複数の投資家が同じ物件をほしいと言った場合、どちらの投資家に先に割り当てるのか
- よりよい機械学習モデルの構築
- Accuracy / Precision の向上(実際の市場価格にどこまで近い値を導き出せるか)
- 地価の上昇・下降をどこまで正確に予測できるか
- 同一のモデルを他の国や都市で使えるか、どうすれば知見が持ち越せるか
もちろん、これらを適切なスピードで実装・スケールさせるためのアーキテクチャ設計やテスト戦略も含まれます 🚀
より詳しいことは、ぜひ面接で 💪
技術スタック
エンジニアのみなさんが気になるであろう利用している技術に関してですが、
- フロントエンド (SPA) は Ember.js
- Ember.js は日本だと不人気ですが、Pre-React 時代から生き残り、Post-React 時代も進化を続けてるなかなかやってくれるヤツです
- Rails の思想を踏襲してるので、Rails 系のフレームワークの経験があればすんなり受け入れれると思います
- 参考: Modern Ember
- Ember.js は日本だと不人気ですが、Pre-React 時代から生き残り、Post-React 時代も進化を続けてるなかなかやってくれるヤツです
- バックエンド (API) は Serverless framework (AWS Lambda) + Node.js
- 現状、素の JavaScript で書かれてますが、TypeSciprt 化を検討中
- DB は現状 PostgreSQL オンリー
- 将来的に大規模データ処理が必要になり PostgreSQL に不満が出てきたらデータ分析用 DB は乗り換える予定あり
- データ処理は Airflow
- Airflow は Python で処理がかけるワークフローを記述、実行、監視するツールです
- 機械学習モデルは Python
- Python + NumPy + etc. の多分よくある構成(専門外なので雑ですみません!)
周辺ツールやインフラについては GitHub + Slack + AWS というよくある感じの構成です。 あとは CircleCI を使っていたり、Docker を使っていたりもします。
募集職種
- Jr. Software Engineer
- Full-stack Software Engineer
- 必要に応じてフロントエンドなども触るというだけで、実質サーバーサイドエンジニアです
- Front-end-stack Software Engineer
- HTML + CSS + JS で SPA を作るのがメインです
- Mobile Software Engineer
- 現状は iOS (Swift) がメインです
- Lead Machine Learning Engineer
- IT Manager
- Technical Project Manager
です!
また、 こちらから募集職種一覧 も見れます。
環境・給与
モニターは基本1人2台です。4K が良いと言って 4K にしている人もいます。 あと、スタンディングデスクもあります。僕は椅子が大好きなので使っていません。 PC は MacBook Pro の13インチを全員が使っています。
現在は WeWork にオフィスがあり、ビールやサイダー、あとは確かスパークリングワインが無料です。 ビールはラガーや IPA など何種類かあります。無料ビールですがちゃんと美味しいです!(ハイネケンとかもあるので当然!) 個人的にはロンドンラガーがお気に入りです!
また、ロンドンで働くためには就労ビザが必要ですが、そのサポートもあります。 リモートワークも可能なので、日本からでの就業も可能だと思います。
そして一番最後まで触れなかった肝心の給与ですが……オフィシャルなものはまだ存在しません……給与不明……不穏な響き……。 ですが、Hired.com など経由の場合は確か最初からオファー金額が提示されていたので、応募後に聞いていただければすぐに判明すると思います。
そうは言っても何も情報なしだと怪しさ満点ですので、色々なものを参考に、ざっくりの目安を以下に書きます。 CTO がオフィシャルかつパブリックなモノを書き上げたら更新します。
いわゆる「ソフトウェアエンジニア」であれば、レートにもよりますが600-900万あたりが目安になると思います。
「シニアソフトウェア」や「リードソフトウェアエンジニア(テック・リード)」のような肩書であれば、900-1200万くらいかなぁという感じです。
不正確な情報ですみません!ただ、ロンドンのソフトウェアエンジニアの相場での給与は決して安くないので、薄給になることは無いと思います! 「Jr. ソフトウェアエンジニア」のケースでも日本の普通の新卒・第二新卒よりは基本的に給与は良いと思います。
テニス
ロンドンはテニスコートがたくさんあります!ウィンブルドンもあります! 最近テニスを初めて、テニスにハマっているので、テニス友達も募集してます!
応募待ってまーす!
現代標準イギリス英語の発音まとめ
現代標準イギリス英語、正確にはイングランド南部で主に話される Contemporary Received Pronunciation (または Modern PR) における発音のまとめです。
どんな英語かというと「ロンドンなどで話される英語」であり「イギリス英語教師が一般に教える英語」です。
雑に言ってしまうと「いわゆるイギリス英語」のことです。
英語はかなりアクセントによって発音に差があり、ネイティブ同士でも理解できないケースがあるのですが、 この英語を喋っておけば、大体の人が理解してくれます。 要は通じやすい英語なので、教師が教えるし、学習者も勉強します。
以下、面倒なのでこれを「イギリス英語」と呼んでしまいます。
目次
- 初歩(ほとんどの辞書に載ってる)
- R の消失 (non-rhotic)
- O の発音 (/ɒ/ と /əʊ/)
- A の長母音化 (/ɑː/)
- 基本(載っている辞書もある)
- 「ウア」の「オー」化 (Cure–force merger)
- 応用(辞書に載ってるのを見たことが無い)
- T の消失 (Glottal T)
- 「トュ」の「チュ」化と「ドュ」の「ジュ」化 (Yod-coalescence)
- 「イア」の「イー」化と「エア」の「エー」化 (二重母音の長母音化)
- オススメリンク集
初歩(ほとんどの辞書に載ってる)
かなり基本的な内容です。辞書にも載ってるし、有名な内容です。
R の消失 (non-rhotic)
イギリス英語は基本的に non-rhotic であり、ざっくり言うと、母音の前の R しか発音しません。 具体的には、Car, Port, bird の R は全て発音しません。Caught と Court は全く同じ発音 (Homophone) になります。
その結果面白いことに、イギリス英語の Heart とアメリカ英語の Hot が、発音記号上は同じ発音だったりします。
O の発音 (/ɒ/ と /əʊ/)
短母音の O の発音は「オ /ɒ/」です。アメリカ英語だと「ア /ɑ(ː)/」になります。 そして二重母音の O では曖昧母音が使われ /əʊ/ と発音されます。アメリカ英語では「オウ /oʊ/」です。
A の長母音化 (/ɑː/)
アメリカ英語では「ア /æ/」や「エイ /eɪ/」の音が使われる単語で 「アー /ɑː/」が使われるケースがあります。 これはまさに南部イングランドにおけるアクセントの特徴です。
Bath, Vase, Tomato, Dance, France, Half, Cast, Castle, Task, etc.
基本(載っている辞書もある)
大きい辞書には載ってた内容です。と言っても、現状一項目しか無いです。
「ウア」の「オー」化 (Cure–force merger)
Modern PR では「ウア /ʊə/」の音が「オー /ɔː/」になっています。 Cure–force merger と呼ばれる変化です。
例えば、Poor と Pour が同じ発音 (Homophone) になります。
Your, Sure, Poor, Cure, Europe, etc.
応用(辞書に載ってるのを見たことが無い)
辞書には載っていない音の変化です。Modern PR を教えている動画では紹介されてたりします。
T の消失 (Glottal T)
ざっくり言うと、母音にフォローされない T の音が消えます。正確には Glottal Stop に置き換えられます。 Glottal Stop は声帯閉鎖音のことです。おそらく T 以外でも起きますが、T の場合が顕著です。
例えば Meet you はアメリカ英語だと「ミーチュー」のようになりますが、イギリスだと「ミーユー」のようになるケースが多いです。
この記事の範囲外ですが、コックニーアクセントではこの Glottal T が超高頻度で発生します。 Bottle of water の T が全部消えます。Modern PR ではここまでのことは起きないです。
「トュ」の「チュ」化と「ドュ」の「ジュ」化 (Yod-coalescence)
Y の音が合体 (Yod-coalescence) して、「トュ/tj/」の「チュ /tʃ/」化と「ドュ /dj/ 」の「ジュ/dʒ/」化 が起きます。 Tube が「チューブ」になり、deuce が「ジュース」になります。 そして During は Cure–force merger の影響もあり「ジョーリング」になります。
ちなみにアメリカ英語では、Y の音が消失します(Yod-dropping)。 Tube が「トゥーブ」になり、deuce が「ドゥース」になります。
「イア」の「イー」化と「エア」の「エー」化 (二重母音の長母音化)
曖昧母音で終わる二重母音 (Centring diphthongs) の長母音化により、「イア /ɪə/ 」の「イー /ɪː/」化と「エア /eə/」の「エー/ɛː/」化が起きます。 この 「イー /ɪː/」の音は「イー /iː/」とは違うので注意してください。どちらかというと「エ」に近いです。カタカタな表記の限界ですね……。
Beer, Bear, fair, fear, Nightmare, etc.
曖昧母音で終わる二重母音の長母音化ですが、実は Cure–force merger もコレの一種です。 この結果、Modern PR では Centring diphthongs が完全に消失しつつあります。
オススメリンク集
イギリスに来て1年、そして日本を出て2年が経った
正確にはまだ丸2年は経っていませんが、2年前の7月に日本からカナダへ渡り、1年前の6月にイギリスへ来たので、 おおよそタイトルにある通りの時間が経過しました。
2年って結構長いですよね。高校1年生が3年生になる!そりゃそうだけど!
ロンドンに移住して1年経って生活に慣れてしまったせいで英語の勉強が疎かになりつつあるので、気を引き締め直したいかなと思います!
あと、未だにヨーロッパ観光どころかイギリス観光すら全然してません。 ロンドンでの生活が快適かつ、ロンドン内に十分見どころがあり、ロンドンに引きこもってます。
日本に住んでても、そんなにたくさん国内旅行してなかったので、まぁこんなもんか……。
ヨーロッパ内でオススメの国と都市、そしてオススメのプラン、お待ちしてます!!
みんなロンドン遊びに行きてね。